浅野に新たなライバル出現 新天地ハノーファーが酒井高と同僚の日系米代表FWを獲得
日本人を母に持つボビー・ウッドが浅野とポジションを争うライバルに
ドイツ1部ハノーファーは、2部降格となったハンブルガーSVからアメリカ代表FWボビー・ウッドを買い取り義務が付いた1年間の期限付き移籍で獲得したと発表した。今季からハノーファーに期限付き移籍したFW浅野拓磨にとっては、定位置を争うライバル出現となる。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
ウッドはアメリカ人の父と、日本人の母を持つ25歳の日系アメリカ人。これまでブンデス1部で通算52試合7得点、2部では通算90試合23得点とドイツで着実に実績を積んできた。2016年夏から2シーズンにわたって日本代表DF酒井高徳と共闘。昨季は公式戦25試合に出場し、3得点を挙げていた。
浅野はプレミアリーグの強豪アーセナルが保有権を持ち、昨季は期限付き移籍でシュツットガルトに加入していた。今季もハノーファーでプレーすることが、すでに発表されており、ともにセカンドストライカータイプで、ポジションを争う可能性も高い。
浅野は開催中のロシア・ワールドカップ(W杯)でバックアップメンバーとして初戦のコロンビア戦までチームに帯同したが、23人のメンバー入りは逃していた。2022年のカタールW杯で主力に名乗りを上げるためには、欧州でさらなる実績を積まなければいけない。また、アーセナルからの復帰オファーを勝ち取るためにも、新シーズンはウッドとのポジション争いで後れを取るわけにはいかないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1