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ペップがセレソン監督就任を拒否されていた? 教え子が明かす
アウベスはブラジルサッカー連盟を批判
バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が、昨年のブラジルワールドカップでブラジル代表への監督就任を熱望していたが、同サッカー連盟に拒否された可能性が浮上した。「ESPN」が報じている。
バルセロナで師弟関係にあったブラジル代表DFダニエウ・アウベスはスペインの誇る名将が抱いていたひそかな野望を暴露した。
「ペップはブラジルをW杯王者にしたいと話していた。僕たちを世界一に導く戦略があると言っていたよ。でも、彼ら(ブラジルサッカー連盟)がそれを望まなかった。なぜならブラジル国民が国外の代表監督を受け入れるかどうか、分からないと言っていたんだ」
ルイス・フェリペ・スコラーリ監督が率いたブラジル代表は、準決勝でドイツに1-7と記録的な惨敗。3位決定戦でもオランダに0-3で完敗している。
「ペップは世界最高の監督。僕の知る限り、スポーツ界でも最高の監督だ。彼はフットボールと、チームに革命をもたらした。そして、彼を監督にするチャンスがあったんだ。もしも、このチャンスを見逃すというのなら、代表について本当に考えていないことを意味する」と、力説したアウベスは、ペップ監督がW杯優勝時にのみ報酬を手にする腹積もりだったとも説明。アウベスは「彼の心の中にはブラジル代表を指導したいという気持ちがあるんだ」と、知将の野望を口にしていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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