主将アザールが準決勝の対戦前に大胆告白 「ベルギーよりもフランスが好きだった」
幼少期には憧れの“10番・ジダン”のユニフォームを着て兄弟と記念撮影
ロベルト・マルティネス監督率いるベルギー代表は、現地時間10日のロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝で1998年大会王者のフランス代表と対戦する。この大一番を前に、初優勝を目指すベルギー主将のFWエデン・アザールは、子供の頃はフランス代表の大ファンだったと明かした。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
幼少期、アザールはティエリ・アンリ氏、ジネディーヌ・ジダン氏、パトリック・ビエラ氏らスター選手が揃っていた1998年大会のフランス代表に憧れていたという。実弟のベルギー代表MFトルガン・アザール(ボルシアMG)と、FWキリアン・アザール(チェルシー)たちと、3人で“レ・ブルー”の背番号10を着て撮影した写真も残っているほどだ。
アザールは衛星放送「ビーイン・スポーツ」のインタビューで、「98年(フランス代表)を見て育った。たぶん、当時の僕たちはベルギーよりもフランスが好きだったと思うよ」と告白した。
今大会のフランス代表チームでは、19歳の新星FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)と、チェルシーで同僚のMFエンゴロ・カンテとは特に仲が良いようだ。
「ムバッペ? 何度も電話で話したよ。子供の頃は彼が僕のことを追いかけていたのに、今じゃ僕が彼を追いかけているんだよ! 彼の年齢でやっていることを、心からリスペクトしている。現代サッカーでは前代未聞だろう。エンゴロ・カンテとは年中一緒にプレーしているよ。あのポジションでは、彼が世界最高だと思うね。彼がベストの状態でプレーすれば、その試合は95%の確率で勝てるだろう」
アザールはかつて憧れたフランス代表を破り、念願のW杯制覇へ近づけるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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