ベルギー代表監督、ロシアW杯での大躍進の秘訣を告白 「2年のプロセスの賜物」
デ・ブライネも手腕を絶賛「勝利への信念を植え付けた」
ベルギーは主将のFWエデン・アザールやMFケビン・デ・ブライネ、FWロメル・ルカク、DFヴァンサン・コンパニ、GKティボー・クルトワと各ポジションにタレントを揃える。個の力に頼りきりだったチームにマルティネス監督が豊富な戦術バリエーションを植え付け、チームとして成熟させた。
優勝候補筆頭と言われた王国ブラジルを撃破しての4強進出。マルティネス監督は「ブラジル戦の勝利は代表監督として最大の喜び」と語っている。それまでの3バックから4バックへシステムを変え、中盤で起用していたデ・ブライネを前線へと配置転換する采配も見事に的中。「このレベルではこうしたインテリジェンスや適応力が不可欠なんだ」と自らの采配と期待に応えた選手を称えた。
デ・ブライネも「彼はチームに厳しさをもたらし、勝利への信念を植え付けた」と指揮官の手腕を絶賛している。また、1998年W杯優勝メンバーの元フランス代表FWティエリー・アンリ氏がコーチとして入閣してる影響も計り知れない。
厚い信頼で結ばれた“赤い悪魔”がW杯初制覇に向けて邁進している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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