ベルギー代表監督、ロシアW杯での大躍進の秘訣を告白 「2年のプロセスの賜物」
タレント軍団を一つのチームにまとめ上げたマルティネス監督
躍進を続ける“レッドデビルズ(赤い悪魔)”ことベルギー代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)では過去最高成績に並ぶベスト4進出を果たし、初の決勝進出が懸かる準決勝では優勝経験国のフランスと激突する。指揮を執るロベルト・マルティネス監督は成功を支えたのは就任から一貫した「2年間のプロセス」を選手がやりきったことだと語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ベルギーは今大会、イングランドと同居したグループGを3連勝で首位通過。決勝トーナメントでは日本とブラジルを立て続けに撃破し、FIFAランキング3位で優勝候補に推される実力を示した。
2016年8月に就任したマルティネス監督は、「我々は個人が集まっただけのグループではなく、これこそチームだという疑問に答えることができたと思っている」と話し、結束した代表チームを作り上げたと自信を示している。就任から一貫した仕事ぶりが実った結果であることを強調した。
「彼らは、お互いにハイパフォーマンスを出せるように助け合い、国際レベルでも団結できるように、2年間のプロセスを続けていくことを約束していた。ベルギーサッカーを誇りにしようというビジョンを共有したいというグループが、それをやり遂げたんだ」
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