W杯10大事件簿 マラドーナや“噛みつき男”を抑え、1位にランクインしたのは…
不名誉な1位は8年前に起こったフランスの空中分解
数々の大事件を抑え、“不名誉”な1位に選ばれてしまったのが、2010年のフランスの空中分解だ。レイモン・ドメネク監督率いるフランスは、アイルランドとの欧州予選プレーオフでFWティエリ・アンリの手に当たったゴールで決勝点を挙げ、南アフリカ大会への出場権を手にした。
本大会では、それまで燻ってきた火種が一気に噴出。FWニコラ・アネルカが、信頼を得られていない指揮官に対して暴言を吐き、大会途中で強制帰国。この扱いに怒った選手たちが、練習をボイコットするという異常事態に発展した。これによりアネルカだけでなく、DFパトリス・エブラやMFジェレミー・トゥラランらにも厳しい処分が下されてチームは瓦解。グループリーグ敗退で大会を去る最悪の結末となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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