ブラジル代表MFコウチーニョ獲得へPSGが351億円オファー! バルサは増額要求か
バルサ側が設定している移籍金は520億円
FWネイマールだけでなく、MFフィリペ・コウチーニョもか――。パリ・サンジェルマン(PSG)が再びバルセロナの現役セレソンを補強ターゲットに定めているようだ。ロシア・ワールドカップ(W杯)でも活躍したコウチーニョに対して、日本円にしてなんと約351億円ものオファーを出したと、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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コウチーニョは今年1月、リバプールからバルサに移籍。その際の移籍金額は1億6000万ユーロ(約208億円)と、サッカー史上2番目の高額となった。コウチーニョはその期待に応えるように、リーガ・エスパニョーラとスペイン国王杯の国内二冠に貢献。ロシアW杯ではベスト8敗退に終わったもののスイス戦での鮮やかなスーパーミドル、コスタリカ戦でのトゥキックでの決勝ゴールなど、プレー面ではネイマール以上のインパクトを残した。
ただその活躍ぶりに、ネイマールと同じくPSGのナセル・アル=ケライフィ会長は野心を隠していない。昨夏ネイマール獲得の際に費やした2億2200万ユーロ(約289億円)に続き、コウチーニョに対してもオファーを敢行。その額は2億7000万ユーロ(約351億円)もの額に及ぶのだという。
しかしバルサとしては、この金額で「YES」と言うわけにはいかない。同紙も報じているが、バルサ加入の際にコウチーニョに設けた移籍金の設定額は4億ユーロ(約520億円)という天文学的な数字となっているからだ。
とはいえ、近年の欧州サッカーのマネーゲームはインフレーションの一途を辿っている。ファイナンシャルフェアプレーが半ば有名無実化しつつある現状、“非売品”とも言えるコウチーニョの引き抜きの可能性がゼロとは言い切れない。
(FOOTBALL ZONE編集部)