アーセナル退団のウィルシャー、ウェストハムと3年契約 「素晴らしい気分」と喜び語る
17年過ごしたクラブに別れ、同じロンドンを本拠地とするチームへ移籍
イングランドの至宝と期待された男の新天地が決まった。イングランド代表MFジャック・ウィルシャーは古巣アーセナルと同じくロンドンを本拠地とするウェストハム・ユナイテッドと3年契約を結んだと発表された。
アーセナルの下部組織で育ち、16歳でトップデビューを飾るなど逸材として期待されていたウィルシャー。しかし、近年は度重なる怪我に苦しめられ、本領発揮とはいかない苦しいシーズンが続いていた。
そして、今オフはついにアーセナルと決別。17年過ごしたクラブを離れ、ウェストハムとの3年契約にサインした。26歳となった“ガラスの司令塔”は新天地の公式サイトを通じて「素晴らしい気分。特別な気分だよ」と加入の喜びを語っている。
クラブのフットボール・ディレクター、マリオ・ウシージョス氏は「ジャックは多くの経験と最高レベルのクオリティーを持っている選手」と期待を寄せた。
6シーズン連続でプレミアリーグ残留を果たしているウェストハム。2015-16シーズンこそ7位と健闘したが、それ以外は二桁順位の壁を超えられずにいる。さらなる上位進出に向け、イングランド代表の主軸も任されていたウィルシャーの加入は大きな後押しとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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