W杯の王者はトットナム!? 準決勝進出4カ国に最多9選手輩出もクラブは苦笑い
ロシアW杯はトットナムの大会に
ロシア・ワールドカップ(W杯)は、フランス、ベルギー、クロアチア、イングランドが準決勝へと駒を進めた。この結果、4強に最も多くの選手を輩出したクラブは、トットナムとなった。英メディア「101 Great Goals」が「W杯の王者はトットナム」と報じている。
FWハリー・ケイン、MFデレ・アリ、MFエリック・ダイアー、DFキーラン・トリッピアー、DFダニー・ローズの5選手をイングランド代表に送り込み、ベルギーにもDFヤン・フェルトンゲン、DFトビー・アルデルワイレルド、MFムサ・デンベレの3選手が名を連ねる。また、フランス守護神のGKウーゴ・ロリスもトットナムの所属選手だ。この事実をこう記事にした。
「マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、スパーズはトロフィーをいまだ獲得したことがない。しかし、アルゼンチン人指揮官の努力はW杯の大舞台で報われることになるのか?」
だが、この名誉も皮肉なことに、スパーズにとって悪い結末になるという。W杯で成功を収めるほどクラブへの合流が遅れ、来季のスタートダッシュにも影響しかねないからだ。所属する選手が大舞台で活躍することは喜ばしいが、トットナムにとっては複雑な心境なのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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