川島から受け継ぐべきバトン GK中村航輔が見据える22年W杯「4年後…長いようで短い」
23歳の柏守護神、ロシアW杯不出場も「素晴らしい経験ができた」
日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)で2大会ぶりにベスト16の成績を残し、5日に帰国。西野ジャパンはこの日を持って解散となったが、柏レイソルのGK中村航輔はすでに4年後のカタールW杯を見据えていた。
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ロシアW杯前の日本は各国メディアの予想でも下馬評が低く、グループリーグ敗退が濃厚と見られていたが、初戦のコロンビア戦に2-1と勝利して勢いに乗るとグループHを1勝1分1敗で2位通過。決勝トーナメント1回戦でベルギーに2-3の逆転負けを喫するも、優勝候補を追い詰める健闘を見せた。
成田空港に到着後、そのまま市内で行われる記者会見場に向かった一同。会見には西野朗監督、MF長谷部誠、田嶋幸三会長が出席。残りのメンバーは各自のタイミングで解散という形となった。
それぞれ足早に会場を後にしていくなか、ただ一人、取材に応じたのが中村だった。
「ベスト8へ進めなかったということは、またチームが目指すべき場所として残ったと思う。結果を追い求めて戦う選手とスタッフだったので、とても素晴らしい経験をともにできたということが非常に良かった。最初はあまり期待されていなかった日本代表ですが、結果を残すことで帰ることができたのかなと思う」
中村はチームを代表して、この激動のロシアW杯を振り返った。日本サッカーの歴史に残る瞬間に立ち会えたことは、自身にとっても大きな財産となったはず。一方で、中村に期待が寄せられるのは、2022年のカタールW杯だ。
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