「日本は“泥沼離婚”の覚悟も…」 クリンスマン就任の噂に米紙記者が警鐘「リスクの高い人材」
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選手との関係がこじれ、チームとしてまとまらなかった
クリンスマンと日本が良いマリッジ(婚姻関係)になる可能性もなくはない。だが、上手くいかなければ、日本サッカー協会は“泥沼離婚”のような状況を覚悟すべきだ。
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アメリカ代表でもバイエルン・ミュンヘンでも、クリンスマンは選手との関係がこじれ、最終的にチームとしてまとまらなかった。もちろん、アメリカ代表がロシアW杯に出場できなかったのはクリンスマン一人のせいではない。しかし、監督であった以上、言うまでもなく責任は大きい。おそらく、彼はアメリカサッカー界では、もう二度と重要なポストには就けないだろう。
日本サッカー協会が本当に「クリンシー」のようなリスクの高い人材を背負うことになるのか、実に興味深いところだ。(文中敬称略)
[著者プロフィール]
マーティン・ロジャース/英国出身。英紙「デイリー・ミラー」、米メディア「Yahoo」を経て、現在は米紙「USAトゥデー」でサッカー専門の名物コラムニスト。W杯予選などクリンスマン政権のアメリカ代表戦をほぼ全試合取材した。
(マーティン・ロジャース/Martin Rogers)