バルサから1年で異例の“中国出戻り” ブラジル代表MFパウリーニョが広州恒大に復帰
公式戦49試合9得点でリーグ優勝に貢献 来季ACLで再び日本勢の脅威に?
ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場した現役ブラジル代表が、世界最強クラブの一角であるバルセロナから再び中国移籍を果たすという珍しいケースが発生した。中盤のキーマンであるMFパウリーニョの広州恒大復帰が決まったとバルサ、広州両クラブの公式ホームページで発表されている。
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バルサの公式HPによると、パウリーニョは広州との1年間の期限付きで移籍が成立。その後広州が完全移籍での買い取りオプション付きという形となっている。パウリーニョは2015年から17年まで広州に所属しており、再び中国超級リーグでのプレーとなる。
ワールドクラスを“爆買い”することで知られる中国各クラブだが、そのなかでもパウリーニョの近年の実績は群を抜いている。2017-18シーズンに所属したバルセロナでは公式戦49試合に出場して9ゴール。ロシアW杯でもグループリーグ第3戦のセルビア戦で、チームを決勝トーナメントに導くゴールを決めた。
フィジカルの強さを生かした球際での守備とともに、ペナルティーエリア内に突進していく迫力ある攻撃力はバルサのエルネスト・バルベルデ監督、ブラジル代表のチッチ監督ともに厚い信頼を寄せるほどだ。
広州は2013年、15年と二度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を果たすなど、アジア最強クラブの一つとして世界的にも知られる存在となりつつある。今季ACLはすでに敗退しているが、来季以降ACLに挑むJリーグ勢にとって再び脅威の存在となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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