C・ロナウドのユーベ移籍が秒読み 剛腕ペレス会長を「最大の罪」と機関紙が主張
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ペレス会長は自らを「最も重要な人間」だと思い、ネイマール獲得に注力
レアル・マドリードの絶対的エースとして君臨してきたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、ユベントス移籍が秒読み段階に入った。移籍金1億ユーロ(約130億円)とされるなか、レアルの機関紙とも呼ばれるスペイン紙「マルカ」はチームのシンボル流出の元凶にフロレンティーノ・ペレス会長の名を挙げて批判している。
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2009年にマンチェスター・ユナイテッドからレアルにやってきたロナウド。33歳となっても、いまだ衰える気配はない。
「44試合で44ゴールを決めており、彼の衰えはまだ顕在化していない。プロ意識に非の打ちどころがない。彼以上に誰が自己管理をしているのか?」
記事では、ロナウドが健在であることに触れつつも、サンチャゴ・ベルナベウと別れを告げようとしている要因について言及している。
「もう、後戻りはできない。今や批判を配分する時だ。会長は彼を喜ばすことに飽きた。なぜなら、彼の新しいプライオリティーはネイマールなのだ。彼はCR7ブランドに飽きた。しかし、ロナウドは王様のように扱われないことに対する準備ができていない」
ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)の獲得こそがペレス会長の新たな目標で、エースのロナウドに対する関心よりも高いという。そして同紙は剛腕として知られるペレス会長に厳しい視線を送っている。
「間違いなくフロレンティーノの最大の罪は、自分自身をクラブで最も重要な人間だと認識していることだ。そうかもしれないが、本当の英雄たちはそのピッチにいるのだ」
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