天才PGの第二章

 元NBAのフェニックス・サンズなどでポイントガードとして活躍した、スティーブ・ナッシュが、プロサッカー選手への転向を目指し、北米リーグ（米2部相当）ニューヨーク・コスモスのBチームの練習に参加していることが明らかになった。ナッシュは、今年現役引退を表明していた。地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」が報じている。
　かつてバスケットボール界で天才司令塔として鳴らし、04-05シーズンから2年連続でMVPを獲得した。その後は、腰痛など度重なる故障を理由に今年3月にレイカーズで現役を引退していた。そのナッシュは、大のサッカーファン。父と弟は、元プロサッカ ー選手というサッカー一家で育った。幼いころからサッカーに夢中で、NBA屈指のサッカーフリークとしても知られている。
　華麗なパスと、正確なショットでコートを沸騰させた天才はすでに41歳。新たにサッカーフィールドで第二のアスリート人生を歩むことができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images