イングランド指揮官が強調した躍進の原動力 「2年前の経験が背中を押してくれる」
スウェーデンを破り4強進出、サウスゲイト監督が明かした成長の理由
イングランド代表は現地時間7日、ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝でスウェーデン代表と対戦し、2-0で勝利。ギャレス・サウスゲイト監督は、2年前の経験が重要な役割を果たしていることを主張した。英紙「ガーディアン」が報じている。
前半30分、CKからDFハリー・マグワイアが頭で合わせて先制すると、後半14分にはMFデレ・アリのヘディング弾で追加点。守備陣は相手の攻撃をシャットアウトし、完勝で1990年イタリア大会以来28年ぶりの準決勝進出を果たした。
試合後、サウスゲイト監督は前監督であるロイ・ホジソン氏の名を挙げ、2年前のチームの経験値があってこその快挙であることを強調した。
「2年前、このチームはビッグマッチの経験が乏しかった。重圧に晒され、苦しんだんだ。ロイには多大な批判が寄せられることになった。だが、彼は十分勇敢に立ち向かい、称賛に値していた。あの経験なしには、私たちはここにはいない。若い選手たちはこれから重圧に苦しむことになるだろう。上手く対処できず、適応ができない日も出てくるかもしれない。だが、2年前の経験が、彼らの背中を押してくれる。この2年間は、彼らを成長させ、あの苦い思い出が糧となった。私たちがここに立つ上で、必要なステップだったんだ」
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