長友は「エネルギッシュかつ闘争的」 “W杯ポジション別格付け”で左SB部門3位に選出
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」が長友を左サイドDF部門で高評価
熱戦続きのロシア・ワールドカップ(W杯)も準々決勝が終わり、ついにベスト4が出揃った。各国メディアでベストイレブンやスター発見企画が展開されているが、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」は大会を通して出場32カ国、全736人を各ポジションに振り分けて独自の格付けを実施。決勝トーナメント1回戦後の最新版では、日本代表DF長友佑都が左サイドバック(SB)・ウイングバック(WB)部門で堂々の3位にランクインしている。
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同企画は大会開幕後の6月20日に発表されて以降、今回が4回目。日本のグループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)直後の第1回目では、長友は左SB・WB部門(トップ10制)で5位に入り、「エネルギッシュかつ闘争的」と評価されていた。
その後、6位、6位と推移し、決勝トーナメント1回戦終了後に発表された最新版では、3つ順位を上げて3位にランクイン。黒星こそ喫したが、FIFAランキング3位の強豪ベルギー相手に、チーム2位の走行距離(11.504km)とスプリント数(56回)を記録するなど攻守での奮闘ぶりが評価されたと言っていいだろう。
1位はスウェーデン代表DFルドビク・アウグスティンソン、2位はウルグアイ代表MFディエゴ・ラクサール。長友はブラジル代表DFマルセロやスペイン代表DFジョルディ・アルバ(ともにトップ10外)といった世界的な左SBよりも上位となり、“世界トップ3”に入った。
なお、その他の日本人選手では、ベルギー戦で先制点をアシストしたMF柴崎岳が守備的MF・セントラルMF部門(トップ20制)でランク外から2つランクアップの18位。攻撃的MF・ウイング部門(トップ20制)では今大会2得点1アシストと大活躍のMF乾貴士が6位、ベルギー戦で絶妙なゲームメークを見せたMF香川真司がランク外から18位に滑り込んでいる。西野ジャパンの躍進は、各々の選手の世界的な評価アップにもつながったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)