イングランドが1990年以来の4強進出へ前半1-0リード DFマグワイアが先制ヘッド弾
スウェーデンのクラーソンがファーストシュートもイングランドがワンチャンスを活かす
ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝、スウェーデン対イングランドが現地時間7日に行われ、両チームともに少ないシュート数のなかで、イングランドがセットプレーから貴重な1点を奪取。1-0とリードを奪って前半を折り返した。
1994年大会以来となるベスト4を目指すスウェーデンと、2006年大会以来となるベスト8進出を果たしたイングランド。ともに上り調子で迎えた同士の一戦は、スウェーデンがMFエミル・フォルスベリ、イングランドはここまで6ゴールと得点ランクトップを走るFWハリー・ケインら今大会のベースメンバーをそれぞれスタメン起用した。
序盤からボールを握るのは3バックのイングランドで、スウェーデンは手堅い4-4-2の守備ブロックで迎撃する。前半13分、スウェーデンMFビクトール・クラーソンのミドルでようやくファーストシュートが出る膠着した展開となった。一方イングランドは前半18分にFWラヒーム・スターリングの突破からペナルティーエリア外正面でボールを受けたケインがシュートを放ったものの、ゴール左へと逸れた。
この堅い展開を打開したのはコーナーキックだった。前半30分、右CKのキッカーはDFアシュリー・ヤング。正確なクロスをゴール前に送ると、DFハリー・マグワイアが頭で合わせ、千載一遇のチャンスを生かした。
この日2本目のシュートで先制点を奪ったイングランド。1990年大会以来となるベスト4進出へ上々の45分間を終えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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