傷心のネイマールを慰めるアンリ&主将アザールに称賛 「なんて感動的」「気品深い」
ベスト8敗退に茫然とする王国のエースをベルギー代表の二人が優しく抱擁
ブラジル代表は現地時間6日のロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝でベルギーに1-2で敗れた。エースFWネイマールはベスト8敗退にしばらく茫然としていたが、ベルギー代表FWエデン・アザールとレジェンドコーチの粋な計らいが世界で称賛されている。
王国ブラジルの威信を背負ったネイマールは、最後まで勝利のためにピッチを奔走したが、猛威を振るう“レッドレビルズ(赤い悪魔)”の前に涙を呑んだ。試合終了のホイッスルが鳴り響いた瞬間、背番号10は唖然とした表情で立ち尽くしたが、それを慰めたのはベルギー代表のアシスタントコーチを務める元フランス代表FWティエリ・アンリ氏だった。
アンリは自分の胸に子供のように顔をうずめるネイマールを優しく抱きしめると、背中を叩いて慰めた。そして、ベルギー代表の主将アザールも近寄って抱擁した。
英テレビ局「ITV」公式ツイッターではこの心温まる光景とともに、「ベルギーのティエリ・アンリとエデン・アザールが最後のホイッスルの後、ネイマールを慰める」と報じた。
巨大なプレッシャーに耐えてきたネイマールに対するベルギー代表コンビの粋な計らいは、ツイッター上で世界中のファンから称賛を集めている。