日本戦のミスを挽回 ベルギー代表DFが王国撃破で熱弁「かませ犬になるつもりはない」
4バックへのシステム変更が的中 フェルトンゲンもブラジル撃破に大きく貢献
ベルギー代表は現地時間6日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝でブラジル代表を2-1で破り、1986年以来のベスト4進出を果たした。左サイドバック(SB)としてフル出場したDFヤン・フェルトンゲンは、優勝候補の王国撃破に満足感を示している。ベルギー紙「Het Nieuwsblad」が報じている。
相手のオウンゴールとMFケビン・デ・ブライネの強烈な一撃で2点のリードを奪ったベルギーは、ブラジルの反撃を1点にとどめた。守備の不安を指摘されていたなか、今大会を通して使ってきた3バックから4バックにシフトし、強固なブロックで攻撃をはね返した。
記事では、左SBに入ったフェルトンゲンを「日本戦ではミスを犯したが、ブラジル戦では見事にウィリアンをピッチから排除してみせた」と称え、試合後のコメントを紹介している。
「黄金世代――。僕たちはその響きがあまり好きじゃないけど ただ僕たちにはこの試合が必要だったのは確かだね。4年前のアルゼンチン戦、2年前のウェールズ戦とは全く異なる試合になったね。僕たちは“かませ犬”の役割を全うする気はさらさらなかった。戦術的プランを徹底し、信念を貫いた。でも、それに対する練習時間はほとんど確保できていなかったんだ。トレーニングの合間で何度もミーティングを設けていたから、誰も不安を抱くことなく、それを信じた」
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