ウルグアイGKの痛恨ファンブルを“同業者”が擁護 W杯公式球の予測不能な軌道に皮肉
ムスレラがグリーズマンの無回転シュートを後逸し失点
世界が驚愕するスーパーゴールの数々は、GKにとってみれば“受難のボール”――そんな心持ちなのかもしれない。ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝フランス対ウルグアイは2-0でフランスが勝利し、2006年ドイツ大会以来となる準決勝進出を果たした。
試合を決定づけたのはフランスのエースFWアントワーヌ・グリーズマンの無回転シュートを、ウルグアイGKフェルナンド・ムスレラが弾き切れなかった追加点だったが、スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナがツイッターで「軌道を直観的に反応するしかないのだろう」と皮肉っている。
ムスレラが悪夢を見たのは、フランスの1点リードで迎えた後半16分のこと。グリーズマンが短いステップから放った左足のシュートに対し、ムスレラはボールの正面に入り防いだかに見えた。しかし無回転となったボールは手もとで鋭く変化。弾き切れず、ボールは無情にもゴールラインを越えてしまった。
ウルグアイの反撃ムードを断ってしまった痛恨の失点に、ムスレラは思わず顔をゆがめたが、同情せざるを得なかったのは試合を観戦していたレイナだ。自身の公式ツイッターで、以下のように記している。
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