“ダイブ”と個人プレーのネイマールは「26歳の子ども」 伊メディアがチーム最低点で酷評
2失点に関与したフェルナンジーニョと並び最低タイの「4点」
ブラジル代表はロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝でベルギーに1-2で敗れて大会を去った。試合を採点したイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、MFフェルナンジーニョとFWネイマールがともにチーム最低タイの「4点」で酷評されている。
フェルナンジーニョは、累積警告で出場停止のMFカゼミーロの代役として中盤の守備的なポジションに入った。しかし、前半の2失点に絡んだ。まずは13分に相手コーナーキックからオウンゴールをしてしまい、同31分には味方コーナーキックからのカウンターで、相手FWロメル・ルカクを2回にわたって止めるチャンスがありながら突破され、そのままの流れで失点となった。
フェルナンジーニョには「4点」が与えられ、「ホラーショーを演じた」と酷評されている。
「マンチェスター・シティのMFが見せたパフォーマンスは驚異的だった。オウンゴールだけでなく、中盤のフィルターとしてなんの機能もなかった。誰もがカゼミーロの不在を強く感じることになった。ベルギーのカウンターでは、ナイフで切られるバターのように脆弱。フェルナンジーニョにもブラジルにとっても、記憶から消し去ってなかったことにしたい夜」
カゼミーロの代役となれなかったフェルナンジーニョには厳しい言葉が並んだ。ベルギーのロベルト・マルティネスはこれまでとシステムを変えて戦術的な変更を行ってきたが、カウンターの場面でフェルナンジーニョが強さを発揮できなかったことは、ブラジルにとって試合を難しくしてしまった。
また、ノーゴールに終わったネイマールも「4点」と評価された。そのプレーと、後半で二度にわたって見られた“ダイブ”が「26歳の子どもの行為」と厳しく批判されている。
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