日韓で玉突き移籍か !? 鄭大世の清水移籍とレッズ李の水原移籍が急浮上

水原が鄭大世の代役に李忠成を指名

 ACLの舞台でしのぎを削る日本のJリーグと監督のKリーグのクラブ同士だが、この夏にFWの玉突き移籍が起こる可能性が浮上している。韓国メディア「東亜スポーツ」が報じている。
 J1のファーストステージで勝ち点13の最下位に沈んだ清水は、攻撃陣の核としてKリーグ水原三星の北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)の獲得を狙い、4億から5億ウォン(約4000万円から5000万円)の移籍金と、年俸6億ウォン(約6000万円)の3年半契約で合意に達しているという。鄭大世は水原との契約最終年に大幅減俸の条件を飲み、サインをしていたと報じられており、選手側に移籍を断る理由がないとしている。セカンドステージでの巻き返しを図る清水が、2006年から10年まで川崎でプレー経験があり、5シーズンで46得点と活躍したストライカーに白羽の矢を立てたと報じている。5年ぶりのJ復帰は実現寸前となっている。
 一方で、ストライカーを失う水原は補強策として浦和の元日本代表FW李忠成をレンタルで獲得することを狙っていると報じている。水原の徐正源(ソ・ジョンウォン)監督はチーム内でのコンバートやゼロトップなどのプランを探っている中で、新たなストライカー獲得に傾いたとしている。その中で、李がエース候補に指名されたと報じた。
 李はファーストステージで無敗優勝を飾った浦和の中でベンチスタートのゲームが多く、1得点にとどまった。移籍が実現すれば、李にとってはキャリアで初のKリーグでのプレーとなる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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