ベルギーの高速カウンターが再び炸裂! ブラジルを2-0とリードして後半へ
OGで先制、デ・ブルイネの一撃でリード広げる
サッカー王国が崖っぷちに追い込まれた。ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝のブラジル対ベルギーの一戦が現地時間6日に行われ、ベルギーが2-0とリードを奪って試合を折り返した。
ブラジルはMFカゼミーロが出場停止のところに、MFフェルナンジーニョを起用した。一方のベルギーは4-3-3システムでこの試合に入り、これまで中盤に入っていたMFケビン・デ・ブルイネを、いわゆる「偽9番」のトップで起用した。
ブラジルは試合の立ち上がり、コーナーキックからDFチアゴ・シウバとMFパウリーニョに立て続けの決定機が訪れた。しかし、ここでゴールを挙げられず、逆にベルギーがスコアを動かす。
前半13分、左コーナーキックをニアサイドでDFヴァンサン・コンパニが合わせようとしたが、わずかに合わず。しかし、わずかにコースが変わったボールは、その後ろでクリアしようとしたフェルナンジーニョの右肩に当たってゴールへ。不運なオウンゴールとなりベルギーが先制した。
そして同37分、ブラジルのコーナーキックをクリアしたベルギーは一気にカウンターを仕掛けた。FWロメル・ルカクが中盤を一気にドリブルで突破すると、右に開いたデ・ブルイネにパス。ボールを受けたデ・ブルイネは落ち着いてGKの位置を確認して右足を強振。鮮やかなシュートがゴール左隅に突き刺さった。決勝トーナメント1回戦の日本戦で見せたのと同様に、相手コーナーキックからのカウンターを成功させたベルギーは、2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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