フランスがセットプレーで先制点を奪取 ウルグアイの堅守を破って1-0で後半へ
前半40分、セットプレーからヴァランがヘディングシュートを決める
ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝、ウルグアイ対フランスの一戦が6日に行われ、セットプレーから先制したフランスが1-0でリードして前半を終えた。
ウルグアイは“最強2トップ”の一角であるFWエディンソン・カバーニが、決勝トーナメント1回戦ポルトガル戦で左ふくらはぎを痛めて復帰が間に合わず、FWクリスティアン・ストゥアニが代役に指名された。一方のフランスはMFブレーズ・マテュイディが出場停止で、MFコレンティン・トリーソが中盤の左サイドに入った。
序盤はウルグアイが素早い出足でフランスの組み立てを許さずに攻め込んだが、最初の決定機はフランスだった。前半15分、右からのクロスをFWオリビエ・ジルーが頭でつなぐと、FWキリアン・ムバッペがゴール前でフリーに。しかし、ヘディングで狙ったループシュートは枠を捉えられずにゴール上に外れた。
次第にウルグアイのプレスに慣れたフランスが落ち着いてつなぐ時間が長くなり、ボール保持率はフランスに傾いた。しかし、ウルグアイもDFディエゴ・ゴディンとDFホセ・ヒメネスを中心に、ここまで4試合でわずか1失点というデータを証明するような堅守を見せて試合は膠着した。
そして、ゲームが動いたのはセットプレーだった。前半40分、右45度の位置でフリーキックを得たフランスはFWアントワーヌ・グリーズマンが助走でフェイントをかけてから中央へ。そこに走り込んだDFラファエル・ヴァランが頭でコースを変えて流し込み、フランスが先制してハーフタイムを迎えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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