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韓国の英雄が対立!? アン・ジョンファンら解説者3人にホン・ミョンボが苦言呈し波紋
W杯解説を務めた“2002年4強戦士”の3人について発言し批判浴びる
韓国代表OBで現在は大韓サッカー協会専務理事を務めるホン・ミョンボ氏が、記者懇談会で語った個人的な見解が物議を醸している。その発言内容について、韓国メディアが一斉に報じた。
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5日に大韓サッカー協会が開いた会見でホン・ミョンボ氏は、昨年11月から協会で仕事をスタートさせ、ワールドカップ(W杯)を支援するための仕事に就いた感想を述べた。
そこまでは良かったのだが、ホン・ミョンボ氏が批判を受けているのが、大会期間に民放3社で試合の解説を行ったイ・ヨンピョ氏(KBS)、アン・ジョンファン氏(MBC)、パク・チソン氏(SBS)に対する苦言だった。
ホン・ミョンボ氏と彼らは、2002年日韓W杯をともに戦ったメンバーでもある。
韓国紙「国民日報」は、「3人は試合中の解説で、サッカー協会のシステムの問題を指摘し、協会の改革とともにジュニア選手の育成システムなど、サッカー環境の改善を主張してきた」と伝え、これに対してホン・ミョンボ氏が自身の見解を示した。同紙は、その言葉を詳細に伝えている。
「1990年代初めからW杯を経験した私と解説委員は、考え方が少し違ったようだ。2002年W杯の成功は1986年、1990年、1994年、1998年大会に出場した先輩たちの力が集まって達成された成果だと考える」
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。