W杯で新たなスター候補が続々誕生! 「プレミアが注目する6人の新星」を英紙選出
市場価値を高めた開催国のプレーメーカー
スイスからはDFマヌエル・アカンジが選ばれた。今冬の移籍市場でバーゼルから日本代表MF香川真司が所属するドルトムントへ加入。この22歳のDFは、W杯でも安定した活躍を披露し、足もとの技術を備えたセンターバックとして市場価値を高めている。
移籍金は5000万ポンド(約73億円)とも言われるなか、マンチェスター・シティや、トットナム、アーセナルといったビッグクラブが関心を示しているようだ。
そして最後の6人目は、開催国ロシアの攻撃陣を引っ張るCSKAモスクワのMFアレクサンドル・ゴロヴィンだ。開幕前はFIFAランキングが出場32カ国中最低ということもあって下馬評が低かったが、スペインを破って堂々の8強進出を果たした。このロシアのプレーメーカーは「遅かれ早かれ、イングランドに向かうだろう」と、プレミアリーグ参戦が期待されている。
その評判は非常に高く、「もしアーセナルであれば、アーロン・ラムジーの契約交渉が上手くいかなくても、彼が素晴らしい代役となる。マンチェスター・ユナイテッドでは(アンデル・)エレーラ以上のクリエイティビティーをチームに加えることができる。そして、チェルシーなら31歳のセスク・ファブレガスとともに攻撃にエネルギーを加えることになるだろう」と大絶賛されている。移籍金は、2500万ポンド(約36億5000万円)と見られている。
W杯の活躍で注目を浴びる6人の新星たち。このなかから新たにプレミアリーグに活躍の場を求める選手は現れるのか。そして、ここから佳境を迎えるロシアW杯で、さらなるスターが誕生するかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)