日本代表、本田&長谷部ロス? ロシアW杯後に相次いだ“代表引退”の気になる余波
覚悟はあったというDF吉田も衝撃 「長年やってきた選手たちとやれなくなる…」
一方、2010年南アフリカW杯から3大会連続で日本代表のキャプテンを務めた長谷部は試合翌日に自身の公式インスタグラムを更新。「この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います。(中略)日の丸を胸に戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした」と代表引退を発表した。また同日、酒井高も「次のW杯を、僕は目指すつもりはない。未来と希望がある選手が目指したほうがいい」と代表引退の意向を示している。
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DF長友佑都が「僕は目指しますよ、4年後も」と2022年カタールW杯を見据えた発言をすれば、FW岡崎慎司も「代表が必要と言ってくれたら行くだけ。そのスタンスは今後も変わらない」と宣言。本田と同世代の二人だが、好対照な姿勢を見せている。
なかでも長年日の丸を背負ってプレーした本田と長谷部の代表引退は、代表のチームメイトにも衝撃を与えた。DF吉田麻也は「この大会が終われば長谷部さんだけじゃなくて、今まで長く何年もやってきた選手たちとやれなくなるという覚悟はあったので、分かってはいたことですけど……」と語り、これまでの思い出を振り返るかのように涙を流している。
日本代表チームは5日に帰国し、空港では出発時の約5倍となる約800人のファンが出迎えており、ロシアの地で見せた日本代表の激闘ぶりが多くの人の心を打った。その一方で、“本田&長谷部ロス”がファンの間で拡大中だ。良くも悪くも注目を浴び続けた本田、そして精神的支柱となった長谷部の存在は代えの利かないもので、SNSを中心に反響が広がり続けている。