17歳FW久保建英、W杯開催のロシアで意外な驚き? 「英語は伝わらないけど…」
U-19代表がロシア遠征を敢行、現地の人々と接するなかで久保が好印象
U-19日本代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したA代表チームに同行し、6月19日のW杯グループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)や同24日の第2戦セネガル戦(2-2)を現地観戦した。U-19代表のロシア遠征中(6月18日~26日)、バルセロナ下部組織出身の17歳FW久保建英は、現地の人々と接して意外な驚きがあったと明かしている。
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U-19日本代表はロシア遠征を敢行し、A代表の練習パートナーを務めつつ、現地で練習試合も実施。さらに日本代表のW杯2試合も現地スタジアムで観戦した。今回の遠征は、2020年東京五輪や2022年カタールW杯での活躍が見込まれる世代にW杯を体感させるという日本サッカー協会(JFA)の初の試みだ。
日本の激闘をスタジアムで目の当たりにした久保は「刺激を受けた」と語った一方、ロシア遠征では日々の生活のなかで意外な“発見”もあったという。
「ロシアの人たちは意思表示がはっきりしていて、英語はあんまり伝わらないんですけど、なんとなく言っていることは分かるかなという感じ」
久保はバルセロナの下部組織で長年プレーしており、スペイン語も流暢に話すなど海外での生活にも慣れている。それでも現地のロシア人たちと接するなかで、意思表示の強さを感じ取ったようだ。もっとも英語はあまり伝わらず、コミュニケーションの面で多少の困惑もあったと口にしている。言葉が障壁となったものの、現地の人々に好印象を得たという。
「分かりやすいという意味で、良い人たちだなと」
意思表示がはっきりしている分、言葉は正確に理解できずとも、相手の主張や思いもすぐに感じ取れたようだ。17歳の久保はピッチ外でも貴重な経験を積み、着実に成長を遂げている。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)