ロシアW杯から5日に帰国　ピッチで見せた好連係同様に解散の去り際も…

　日本代表はロシア・ワールドカップ（W杯）から5日に帰国。西野ジャパンのW杯ベスト16進出の原動力となったMF香川真司とMF乾貴士のアタッカーコンビだが、ピッチ外でも”ホットライン”を形成しているようだ。

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　日本はコロンビア、セネガル、ポーランドが同居した混戦のグループHを2位通過し、3度目のグループリーグ突破。決勝トーナメント1回戦ではベルギーに2-3で逆転負けしたものの、FIFAランキング3位の優勝候補を追い詰める健闘を見せた。

　なかでも目を見張ったのは、トップ下の香川と左サイドハーフの乾による“ホットライン”だ。日本が誇る天才ゲームメーカーと切れ味鋭いドリブラーの調和は、グループリーグでコロンビアとセネガルを苦しめ、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦では香川のパスから乾が無回転ミドル弾を決めた。

　ロシアの地で阿吽の呼吸を見せ、日本躍進の原動力となった二人。日本代表は5日の帰国後、MF長谷部誠、西野朗監督、田嶋幸三会長が会見を行ったホテルで現地解散となった。MF本田圭佑は到着から10分足らず、他の選手たちも各々のタイミングで会場を後にした。

　そんななか、エスカレーターを和気あいあいと降りてきたのが香川と乾だった。駆けつけたファンや報道陣に会釈すると、そのまま談笑しながら同じ車に乗車。別々のタクシーに乗る選手がほとんどのなか、二人は同じ車で会場を去っていった。

　セレッソ大阪時代にも共闘し、旧知の仲である両者。ふとしたワンシーンでも、二人の仲睦まじい関係が垣間見える瞬間だった。