退任を表明した西野監督、去り際に駆け付けたファンから大歓声&万雷の拍手

西野監督は、7月末で退任する意志を示した【写真:AP】
西野監督は、7月末で退任する意志を示した【写真:AP】

日本史上3度目のW杯ベスト16も、契約満了を迎える7月末で退任する意向を示す

 日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)から5日に帰国した。史上初のベスト8進出は叶わなかったなか、西野朗監督は記者会見で契約満了を迎える7月末で退任する意向を表明。会場からの去り際には、駆けつけていたファンから指揮官へ万雷の拍手が送られた。

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 日本はコロンビア、セネガル、ポーランドが同居した混戦のグループHを2位通過し、3度目のグループリーグ突破。決勝トーナメント1回戦ではベルギーに2-3で逆転負けしたものの、FIFAランキング3位の優勝候補を追い詰める健闘を見せた。

 西野間監督は記者会見内で去就に関する質問を受けると、「契約が今月の末日までですので、この任を受けた瞬間からW杯終了までという気持ちだけでやってこさせてもらった。今は、途中でこういう形になりましたが、任期を全うしたという気持ちでおります」と7月末で退任する意志を示した。

 会見後、西野監督が会場の出入り口に姿を現すと、駆けつけていたファンから歓声が沸き起こり、指揮官はサインや握手などにも対応。最後に会釈をすると、ファンから万雷の拍手が送られた。

 下馬評の低かった日本だが、空港で出発時の約5倍となる約800人のファンに出迎えられるなど、その評価は一変した。西野ジャパンは終焉を迎えるが、ロシアで見せた躍進は国民の心に強く刻まれることになったのは間違いないだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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