大儀見がアメリカの女子W杯連続無失点記録更新を阻止

540分でタイ記録に

 なでしこジャパンFW大儀見優季(ボルフスブルク)は5日(日本時間6日)、女子ワールドカップ決勝アメリカ戦で0-4とリードされた前半27分に左足でゴールを決めた。アメリカ代表の1大会中の連続無失点記録更新を阻んだ。
 アメリカ代表は決勝戦までわずか1失点だった。初戦のニュージーランド戦前半27分に失点を喫してから、この試合まで5試合連続で無失点をキープ。2007年W杯で優勝したドイツ代表が記録した1大会における540分間という連続無失点時間更新が懸かっていた。だが、大儀見はエリア内で巧みな反転から左足でシュート。ゴール左隅に突き刺し、女子サッカー界最高の守護神と呼ば れるGKホープ・ソロの牙城を崩した。
 アメリカ代表の今大会の連続無失点時間は540分でストップ。ドイツ代表の記録に並んだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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