伊紙がW杯開幕戦のPK判定を「ミス」と報道 「このレベルの試合で許されないことが待っていた」

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 同紙は、先制されたブラジルがネイマールの2得点で逆転したことを報じる中で、その2点目について「2-1のPKをプレゼントしたことに議論がある」と指摘。「主審のミスは大きかった」、「このレベルの試合で許されないことが待っていた。ロブレンのフレッジへのPKはなかった」などと伝えた。

 同紙が問題視しているのは1-1で迎えた69分の場面。クロアチアゴール前でDFロブレンが守備にいった際にブラジルFWフレッジが倒れ、PKが与えられた。判定を下したのは日本人として初めてW杯開幕戦の笛を吹いた西村雄一主審で、クロアチア代表選手の猛抗議にもき然と対応。判定は覆らず、結果的にこのPKを蹴ったネイマールの2点目が決勝点となり、その後さらに追加点を挙げたブラジルが3-1で勝利した。

 試合後、クロアチアのニコ・コバチ監督は「あれがPKならサッカーをする必要はない。バスケットボールをしよう」と痛烈に批判。同紙はクロアチア代表に同情的な論調で、「クロアチアは同点にふさわしい試合をしていたと伝えなければならない」と報じている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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