怪物ロナウド、同胞ネイマールの“過剰リアクション”を擁護 「非難はナンセンス」

ロナウド氏(左)は、ネイマール(右)に対するネガティブな報道に異を唱えた【写真:Getty Images】
ロナウド氏(左)は、ネイマール(右)に対するネガティブな報道に異を唱えた【写真:Getty Images】

メキシコ監督は「サッカー界の恥だ」と痛烈非難も「タックルから身を守るための方法」

 元ブラジル代表FWロナウド氏が、ロシア・ワールドカップ(W杯)で過剰な演技を見せているとして批判を集める同胞FWネイマールについて「非難はナンセンス」と擁護している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ブラジルの10番として、ここまで4試合で2得点を決めるなどベスト8進出に貢献しているネイマール。クオリティーの高いプレーを見せる一方、相手選手との接触プレー後に見せる過剰なリアクションは批判を集めている。

 決勝トーナメント1回戦メキシコ戦ではタッチライン際で倒れてMFミゲル・ラジュンに右足を軽く踏みつけられると、手で顔面を覆って激しく転がり回った。試合が再開されると何事もなかったかのようにプレーを再開したネイマールについて、メキシコのファン・カルロス・オソリオ監督は「サッカー界の恥だ」と痛烈に批判した。

 こうした状況でもロナウド氏は「フットボールには様々な見方と解釈がある」として後輩ネイマールを擁護している。

「私はそういった(ネイマールに対する)意見には反対だ。彼はインテリジェンスな選手。彼の動きはタックルから身を守るための方法だ。彼が審判によって十分に守られているとは思わない。私も何度もぶつかられたが、その時も不公平さを感じていた」

 自身の経験も踏まえて語るロナウド氏は、「非難はナンセンス。テレビや新聞はただスペースを埋めたいだけだ」とネイマールに対するネガティブな報道に異を唱えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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