イングランド守護神が告白 盤石のPK対策を上回った唯一のコロンビアの選手とは?
イングランドはW杯でPK戦3戦全敗というジンクスを打ち破ってベスト8進出
イングランド代表は現地時間3日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でコロンビア代表と対戦し、1-1で迎えたPK戦の末に競り勝った。勝利の立役者となったGKジョーダン・ピックフォードは、PK戦に向けて徹底した対策を練ってきたことを明かしている。英メディア「Squawka」がコメントを伝えている。
後半12分に主将のFWハリー・ケインのPKで先制するも、後半アディショナルタイムに同点ゴールを被弾。延長戦で決着がつかず、試合はPK戦に突入した。イングランドはW杯でPK戦に3戦全敗というジンクスがあったものの、ピックフォードは万全な準備を施してきていたという。
「僕たちは分析スタッフとともに、コロンビアの先発メンバーでPKキッカーを務める選手のリサーチを徹底した」
途中出場のコロンビアFWルイス・ムニエルを除いては、飛んだコースの読みが大方的中していたピックフォード。しかし、入念なデータ分析を超えてきた選手が一人だけいたようだ。
「ただ、ファルカオだけは、これまで蹴り慣れてきた通常のコースとは異なる軌道に打ってきた唯一の選手だった」
W杯という大舞台でのPKとなれば、自分の得意なコースを選びがちだ。しかし、コロンビアの1本目を蹴ったFWラダメル・ファルカオはピックフォードの裏をかく形でゴール中央に決めた。グループリーグで日本を苦しめた32歳のストライカーは、緊迫のPK戦でも百戦錬磨ぶりで意地を見せていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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