「日本戦が大きな後押しとなる」 ベルギー監督、8強ブラジル戦で”死闘”の再現狙う
マルティネス監督がブラジル戦へ意気込み
FIFAランキング3位のベルギーは、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本に3-2で逆転勝利を収め、2大会連続のベスト8進出を果たした。チームを率いるロベルト・マルティネス監督は「日本戦が大きな後押しとなる」と語り、準々決勝のブラジル戦への意気込みを明かした。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
「ブラジルのようなチームと対戦する場合、11人で攻め、11人で守らなければならない。システムについては話さないが、我々がボールを保持した時に何をしなければならないか理解している」
ベルギーも優勝候補の一角に推されているが、やはりそのベルギーとて王国ブラジルに対しては、相当な警戒心を抱いている。
とはいえ、マルティネス監督はブラジルを恐れているわけではなく、勝算も見出しているようだ。「月曜日(日本戦)のようなメンタリティーを見せることができれば、我々にも大きなチャンスがある」と語り、0-2から大逆転を演じた日本戦のような戦いをしたいと意気込んでいる。
「日本戦が大きな後押しとなるだろう。このチームには特別なものがある。いいプレーができれば、多くのチャンスを作れるはずだ」
マルティネス監督は「もしブラジルにチャンスを与えてしまえば、彼らは確実にモノしてくるはずだ」とブラジル戦は紙一重の勝負になると見ている。「トーナメント最大の山場になる」としたこの大一番で勝利を収め、ベルギー史上最高成績に並ぶ準決勝進出を果たすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1