「恥ずべき行為」 ファルカオが米国人主審に怒り露わ「イングランド寄りの判定があった」
コロンビアはPK戦の末に16強で敗退
コロンビア代表は現地時間3日にロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のイングランド戦に臨み、1-1で迎えたPK戦で3-4と敗れた。
この試合でコロンビアはトータルで23回のファウルと、6枚のイエローカードを受けた。試合後半にハリー・ケインがPKを得た際には、納得のいかないコロンビアの選手たちが米国人主審のマーク・ガイガー氏を取り囲む場面も見られたが、この不満は選手だけにとどまらず、ハーフタイムにロッカールームへ戻ろうとしたイングランド代表FWラヒーム・スターリングに対し、コロンビアのアシスタントコーチが肩をぶつけたという。
英紙「メトロ」は、試合後にコロンビア代表FWラダメル・ファルカオのコメントを紹介。コロンビアに厳しすぎる判定に感じたと話すファルカオは、ガイガー氏がスペイン語を話せないことを指摘している。
「そもそも、この試合でアメリカ人審判が指名されたこと自体に違和感を覚える。正直言って、判定には多くの疑問があった。彼(主審)は英語しか話せないし、イングランド寄りの判定があったことは確かだ。ほんの小さなファウルを彼が取ることで、僕たちは自陣に追いやられた」
さらに「フィフティ・フィフティであるべき試合にもかかわらず、何度もイングランド寄りの判定をして僕たちの邪魔をした」と続け、「主審は両チームを平等にジャッジしなかった。はっきりと判断できない時は、必ずイングランドの肩を持った。こんなことがW杯の決勝トーナメントで起きるなんて、非常に恥ずべき行為だ」と怒りを露わにしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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