ムバッペが350億円でレアル移籍合意!? 仏記者が衝撃のツイートもクラブ側は否定

ムバッペがレアル移籍で合意と報じられたが、クラブは公式声明で否定している【写真:AP】
ムバッペがレアル移籍で合意と報じられたが、クラブは公式声明で否定している【写真:AP】

レアル贔屓紙「マルカ」も報道、神童を巡って大騒動に…

 ロシア・ワールドカップ(W杯)で世界中に衝撃を与えた筆頭格は、フランス代表FWキリアン・ムバッペで疑いがないだろう。そんな19歳のスピードキングは現在パリ・サンジェルマン(PSG)に所属しているが、フランス人ジャーナリストが日本円にして約350億円もの移籍金でレアル・マドリード加入が合意しているとツイートし、それをレアル贔屓紙の「マルカ」が追いかけて報じたが、クラブは公式声明で否定している。

 ムバッペはW杯決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦(4-3)で、時速38キロを計測したとも言われる超高速ドリブル突破で先制点となるPKを奪取。後半に入っても驚愕のスピードで2ゴールを奪い、“サッカーの神様”ペレ以来となる10代でのW杯1試合2ゴールをマーク。ベスト8進出に貢献し、アルゼンチンのエースFWリオネル・メッシに引導を渡す形となった。

 世界を震撼させたアタッカーは昨夏、モナコからPSGに加入。ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニらと強力3トップを形成したが、「その市場価値は一気に沸騰した」と同紙は伝え、あるジャーナリストのツイートを引用している。

 フランス人ジャーナリストのバプティスト・リパート氏は、自身のツイッターで「レアル・マドリードはムバッペに対して2億7200万ユーロ(約350億円)のディールで合意している。その移籍金は4回に分けて払われるだろう」と、ファイナンシャル・フェアプレーに抵触しない形で動いていると記している。

 仮にこの移籍が実現したとなれば、昨夏バルセロナからPSGに移ったネイマールの2億2200万ユーロ(約285億円)を優に超える、サッカー史上最高額の移籍金となる。

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