飼い殺し危機のミラン本田 プレミアへ7億円で放出の可能性と伊紙報じる
本田は7億円強でプレミアリーグに放出か
コリエレ紙では余剰人員イレブンを構成。システムは4-3-3。 GKはアガッツィ、DFは右からザッカルド、アレックス、 サパタ、アルベルタッツィ。 本田はミランで一度も起用されたことがない、 トリプルボランチの中央に配置され、中盤は右からノチェリーノ、 本田、ポーリ。3トップは左からエルシャラウィ、メネズ、 チェルチが配置されている。 これまで右ウイングとして固定されてきた本田だが、 控えとして中盤へのシフトを余儀なくされるほど前線の人員がだぶ ついているという。
「メネズは常に議論の対象となる。 ミハイロビッチの初めの選択に入らないリスクがある。 昨年16ゴール決めているが、 シニシャは2トップの選手を要求した。 メネズはトップ下の選手で常に試合に出られないことになる可能性 がある。1000万から1200万ユーロ(15億円前後) の適切なオファーがあれば、ビッグクラブに放出する」
メネズに関しては上記の移籍金でのオファーがあれば放出に動くと いう。そして、本田にも放出の可能性がある。
「2014年1月に移籍金ゼロで移籍してきたこの日本人も、 最高のビジネスになる可能性がある。 今シーズンは見込みが少なすぎる。リーグとイタリア杯しかない。 本田を放出することで、ミランは500から600万ユーロ( 約7億円から8億5000万円)の利益が予想できる。 圭佑はプレミアリーグでプレーするのが、好きかもしれない」
移籍金ゼロで昨年1月にCSKAモスクワから移籍してきた本田を 7億円程度の移籍金で放出し、利益を上げる可能性があるという。 本田に対する出場機会は「少なすぎる」と予想。 プレミアリーグを新天地候補に挙げている。 ミランの大型補強で苦境に立たされた本田だが、 ミラン残留を熱望している。飼い殺しの危機を迎えている背番号「 10」は、移籍市場閉幕までその去就に注目を集めそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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