一時代の終焉 ドイツ誌が本田、長谷部の代表引退を「日本の新たな船出」と報道

長谷部と本田が今大会限りでの代表引退を表明し、新たにチームを支える選手の台頭が待たれる【写真:Getty Images】
長谷部と本田が今大会限りでの代表引退を表明し、新たにチームを支える選手の台頭が待たれる【写真:Getty Images】

日本に押し寄せる世代交代の波

 日本代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)で下馬評を覆してグループリーグ突破を果たしたが、決勝トーナメント1回戦でベルギーに2−3と惜しくも敗れて大会を去った。その直後に、MF長谷部誠とFW本田圭佑が今大会限りでの代表引退を表明。ドイツ誌「キッカー」は、「ケイスケ・ホンダと、マコト・ハセベは将来サムライブルーのユニフォームを着ることはなくなった」と、二人の代表引退を報じた。

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 記事では、「苦々しいW杯の終焉からサムライブルーの新たな船出」と、日本の世代交代を前向きに伝えている。

 2010年の南アフリカW杯から3大会で4得点を記録した本田については、「主にジョーカーとしての役割だった」と途中出場で1得点1アシストした今大会の働きぶりを伝えた。だが、3大会連続でキャプテンマークを巻いてきた長谷部の幕引きは、「このミッドフィールダー(本田)の代表引退よりも厳しい」という。

「12年間にわたり、代表の土台であり続けたキャプテンはもう起用できず、彼のクラブ、アイントラハト・フランクフルトに集中することになる」

 長年日本の屋台骨を支えてきた男たちがチームを去り、世代交代の波が押し寄せる。新たにチームを支える選手の台頭が待たれる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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