イングランド守護神、PK戦勝利の裏にベルギーGKの“嫌味” 両者に渦巻く因縁とは?
コロンビアに勝利し8強進出 “苦手”のPK戦ではピックフォードが好セーブ披露
イングランド代表は現地時間3日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でコロンビア代表と対戦し、1-1で迎えたPK戦を4-3で制し競り勝った。勝利の立役者となったGKジョーダン・ピックフォードは、試合後にベルギー代表GKティボー・クルトワの“嫌味”に応戦した。英紙「メトロ」が報じている。
イングランドは後半12分にFWハリー・ケインのPKで先制するも、後半アディショナルタイムに同点弾を許した。悪い流れの中で延長戦を戦い、勝負はPK戦へ。イングランドはW杯でのPK戦に3戦全敗というジンクスがあったものの、ピックフォードの好セーブも飛び出し、3大会ぶりのベスト8進出を果たした。
歴史的なPK戦勝利の立役者となったピックフォードは、奮起した一つの要因にクルトワへの反骨心があったようだ。
現地時間6月28日に行われたグループリーグ最終戦のイングランド対ベルギーは、MFアドナン・ヤヌザイの決勝点でベルギーが1-0で勝利。ペナルティーエリア内での華麗なフェイントから左足を振り抜いた一撃は、カーブを描いてイングランドゴールに吸い込まれたが、このシュートに触れられなかったピックフォードに対し、クルトワは「僕だったら彼より身長が高いから、あのシュートを“キャッチ”できたね」と皮肉を交えてコメントしていた。
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