「新世代がジンクス終わらせた」と英メディア賛辞 イングランド、W杯4度目のPK戦で初勝利
16強コロンビア戦にPKスコア4-3で勝利 過去3戦全敗の負の歴史に終止符
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で、イングランドは現地時間3日にコロンビアと対戦。“サッカーの母国”はW杯で4度目となるPK戦で初勝利を挙げ、3大会ぶりに8強へ駒を進めた。英公共放送「BBC」は、「イングランドの新世代がW杯のPKのジンクスを終わらせた」と、若き“スリーライオンズ”の奮闘を称えた。
イングランドは後半12分に主将のFWハリー・ケインがPKを決めて先制。そのまま1-0で試合終了かと思われたアディショナルタイム3分、セットプレーからコロンビア代表DFジェリー・ミナに、今大会3得点目となるヘディングシュートを決められ同点に。延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。
イングランドにとっては、メジャートーナメントでのPK戦に決して良い思い出はない。W杯では1990年イタリア大会の準決勝の西ドイツ戦、98年フランス大会の16強アルゼンチン戦、そして2006年ドイツ大会の準々決勝ポルトガル戦と過去3戦全敗だった。
迎えたコロンビアとのPK戦では、お互いに1人目から全員が成功して迎えた3人目のMFジョーダン・ヘンダーソンがGKダビド・オスピナにセーブされて、またも苦い記憶が頭をよぎった。
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