「連覇がスタート」なでしこ宮間の帯びる崇高な使命とは

「女子サッカーをブームではなく文化に」

 なでしこジャパンMF宮間あやが5日(日本時間6日)、バンクーバー・BCプレイススタジアムで行われる女子ワールドカップカナダ大会の決勝戦へ向け、試合前日の記者会見に出席した。
 頼れるキャプテンは「先制点がゲームのポイントになる」と明日の頂上決戦を見据えた。なでしこは、ここまでの6試合すべてで先制点を奪ってきた。そして、全ての1試合を1点差でものにしてきた。それだけに「そこで自分たちのリズムにできれば」と、優位に立ってゲームを進めることが勝利につながると考えている。そして、「勝つイメージしかしていない」と力強く言い切った。
 決勝の舞台にも、準決勝で世界ランク1位のドイツを圧倒した好調アメリカの充実ぶりにも恐れはない。「自分を信じること以上に仲間を信じることが重要。恐れるよりも、何があっても仲間がいるということを信じるのが大事だ」チーム全員の力で決戦に臨む構えだ。

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