GK川島永嗣にミラン移籍寸前の過去!? イタリア紙が“相思相愛”なる衝撃の過去を紹介
イタリア留学で研さんを積んだ守護神
日本代表GK川島永嗣は、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で、W杯日本人最多となる11試合目のピッチに立った。そんな35歳の守護神が、かつてACミランに移籍寸前だったという衝撃の過去を、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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川島はプロ入り後、たびたびイタリアを訪れてはパルマなどで練習を積み、GKジャンルイジ・ブッフォンを育てたエルメス・フルゴーニGKコーチの薫陶を受けた。
「エイジ・カワシマはイタリアが大好き。特に、エミリア・ロマーニャ。モデナのヴィニョーラに来ていた。ユースの大会に参加して、そこで選手になるためには練習が必要だと分かった」
こうした背景について紹介した特集で、経営問題で凋落の一途を辿るイタリアの名門にかつて移籍寸前だった過去も伝えた。
「カワシマは2012年、ACミランに移籍が決まりそうだった。ミランが選んだようだったが、実現しなかった。彼はそのアイデアをとても気に入っていた。イタリアが好きで、イタリア語をパーフェクトに話せるのだ」
日本代表でチームメイトのMF本田圭佑は、2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロ円でミランへ加入。栄光の背番号10を託されたが、期待された活躍はできず、昨夏に契約満了を迎えてメキシコのパチューカに新天地を求めた。川島はその本田よりも2年早くサンシーロでプレーする可能性があり、当時は相思相愛だったと報じられている。
川島は2015年に浪人生活の末、スコットランドのダンディー・ユナイテッドに移籍するなど紆余曲折もあった苦労人だ。当時ミランへの移籍が実現していれば、また違った未来が待っていたのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)