失意のGL敗退のドイツ、レーブ監督の続投が決定 「引き続き私を信頼してくれた」
辞任やファンの退任要求報道も出るなか、ドイツサッカー連盟が続投を発表
ドイツサッカー連盟(DFB)は3日、ヨアヒム・レーブ監督の続投を正式に発表した。失意のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ敗退で辞任の可能性を浮上していたが、契約通り4年後の2022年カタール大会まで指揮を任されることになりそうだ。
ディフェンディングチャンピオンとして臨んだロシアW杯で、ドイツは初戦でメキシコに0-1で敗戦。第2戦でスウェーデンに2-1で勝利したが、最終戦では韓国に0-2で敗れ、グループ最下位という屈辱の敗退を味わった。
ブラジル大会で見せた流れるような攻撃、堅牢な守備は見る影もなかった。守備陣は相手のカウンターに何度も翻弄され、攻撃陣は相手のゴール前に侵入することすらままならなかった。
韓国との試合後、レーブ監督は早期敗退を「完全に私に責任」と語っていた。辞任の噂も流れ、また失望したファンが退任を要求しているという報道も出るほどだった。
しかし、DFBは公式サイトでレーブの続投を正式発表。58歳の指揮官は大会前の5月に2022年まで契約を延長したばかりだった。「DFBは引き続き私を信頼してくれた。とてもありがたく思う」と続投決定を受けて感謝のコメントを残している。
名誉挽回を狙うドイツ。2006年からの長期政権は継続となり、レーブ監督の下で再び頂点を目指す。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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