イングランドの“3-3-2-2”は「今大会で最もユニーク」 優勝の鍵を握る独特な戦術とは?
独特なシステムは対戦相手にとって難解?
3-3-2-2システムは、2枚の攻撃的MFが軸となり、ウイングバックとの連携で中盤の攻撃に厚みをつけ、2トップをフォローしながら最前線にも顔を出し、ゴール前に人数をかけることができる。また、守備面でもハイプレスを2枚で仕掛けてボールホルダーを挟み撃ちにし、ショートカウンターを狙うこともできる。
記事では、この変則的システムは対戦国にとって難解なものとなり、一発勝負の舞台では慣れない相手に有効な戦術となり得ると指摘。ベスト16の難敵コロンビアの壁を乗り越え、勝ち進むことができた場合、準々決勝ではスイス対スウェーデンの勝者、準決勝ではロシア対クロアチアの勝者と対戦することになる。イングランドが長らく夢見てきたW杯優勝への冒険は、いよいよ現実的な目標として目の前に現われようとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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