逆さまにしてもイヌイ!? ユニフォームに施された「InuI」の文字に海外メディアも注目

ベルギー戦で2点目を決めた乾のユニフォームにプリントされた名前の仕掛けにまで興味を持ったようだ【写真:Getty Images】
ベルギー戦で2点目を決めた乾のユニフォームにプリントされた名前の仕掛けにまで興味を持ったようだ【写真:Getty Images】

「Inui」ではなく「InuI」なことで生まれた仕掛けに海外も注目

 日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に2-3で惜敗。優勝候補と互角の試合を演じたものの、初のベスト8進出は叶わなかった。この試合で日本の2点目を決めたMF乾貴士に、世界各国が関心を寄せるなか、衛星放送「FOXスポーツ」ブラジル版は、ユニフォームにプリントされた名前の仕掛けにまで興味を持ったようだ。

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 1-0で迎えた後半7分、乾はペナルティーエリア手前でボールを受けると、右足を一閃。強烈な無回転のミドルシュートはゴール右に突き刺さり、ベルギーを窮地に追い込んだ。

 しかし、その後、日本は失点を重ね、後半アディショナルタイムに逆転を許してしまった。試合後、乾は悔しさで泣き崩れたが、今大会はグループリーグ第2戦のセネガル戦でもゴールを決めるなど、世界にその名を轟かせた。そんななか、同メディアはユニフォームに注目し、公式ツイッターに乾のバックショットの写真と、逆さまにしたものの対比写真を投稿。どちらもはっきりと「イヌイ」と読めるようになっている。

 その理由は「InuI」というアルファベットのチョイスにある。二つの「I」を大文字に、「n」「u」を小文字にすることで、逆さまにしても「イヌイ」と読めるような工夫がされているという。そんな些細なことにさえも海外メディアが関心を寄せるほど、今大会を通じて乾の存在感は増したと言えるのかもしれない。

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