日本代表のロッカールームが綺麗すぎると話題 「全チームの模範」とFIFA関係者も感銘
ベルギーに衝撃的な敗戦を喫しても忘れない美徳
日本代表は現地時間2日のロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で、ベルギーに2-3と逆転負けを喫した。ラストプレーで決勝ゴールを奪われたチームだが、試合後のロッカールームが片付けられていたことにFIFAのスタッフが感銘を受けている。
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日本は後半3分にMF原口元気、同7分にMF乾貴士がゴールを決めて2点をリードした。しかし、ベルギーが2人の交代カードを使用した後の同24分と同29分に失点すると、最後はアディショナルタイム4分に自らのコーナーキックからカウンターを受けて逆転ゴールを喫した。
この衝撃的な敗退に打ちひしがれた日本代表がスタジアムを去った後、使用したロッカールームに入ったFIFAのゼネラル・コーディネーターを務めるプリシラ・ジャンセン氏は、自身のツイッターにそのロッカールームの様子の写真を投稿し、感銘を受けたとコメントしている。
「これがベルギーに94分のゴールで負けた日本チームのロッカールームです。日本チームのファンに感謝し、ベンチもロッカールームも全てを綺麗にし、メディアに話していきました。そして、ロシア語で『ありがとう』と書かれた紙が残してありました。なんという、全てのチームへの模範でしょうか。彼らと仕事をした者の特権です」
今大会でも、日本代表サポーターがスタジアムのゴミを拾って帰ったことが話題になっていた。しかし、日本チームもまた衝撃的な敗戦の後にも「立つ鳥跡を濁さず」を地で行く行動を見せていたという。その行動は、FIFAスタッフの心も大きく打ったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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