本田圭佑、ラストW杯で芽生えた感情 「選手たちが好き。こんなに好きになれるとは…」

本田は今回のW杯を通じて、新たな感情が芽生えたと吐露している【写真:Getty Images】
本田は今回のW杯を通じて、新たな感情が芽生えたと吐露している【写真:Getty Images】

「自分の人生が終わるとしたら…」 全てを懸けてきたW杯を終えて背番号4は何を思う

 日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギーと激突し、2点を先行するも追いつかれ、後半アディショナルタイムに痛恨の逆転ゴールを許して2-3で敗れた。

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「活躍した若い世代にしっかり引き継いでもらいたい。そして、引き継いでもらえるんやないかなと」

 ベルギー戦後にそう言い残した本田は、改めて今大会が自身にとって“ラストW杯”であることを強調しつつ、これまで言い続けていた「W杯優勝」の夢を後輩たちに託すと公言した。

 本田は今大会でサブという悔しい立場に追いやられた。6月12日の国際親善試合パラグアイ戦(4-2)でMF香川真司が1ゴール2アシストと活躍。すると、それまでスタメンと見られていた本田がサブの立場に入れ替わり、本大会でも切り札としてベンチスタートとなった。グループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)で1アシスト、第2戦セネガル戦(2-2)で1ゴールと結果を残したものの、ベルギー戦も含めて3試合途中出場に終わっている。

 本田は「本当に楽しかった」と口にしているが、それはラストW杯を意識しながら日々行動していたことも影響したという。

「自分が6月13日の誕生日をみんなに祝ってもらって、このW杯が終わった後に自分の人生が終わるとしたらどう決断するか。終わらないんだけど、終わるとしたら、どういう覚悟をしてどういう会話をしてやっていくのかと」

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