“ルカク封じ”の吉田麻也に英メディアが両軍最高評価 「スペースを与えなかった」
190cm・94kgの巨漢ルカクを抑えた吉田がゲームMVP 乾も同様に8点の高評価
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、ベルギー対日本が現地時間2日に行われ、日本は2-3の逆転負けを喫した。しかし、優勝候補の一角ベルギーを追い詰めたことで、海外メディアでは称賛の声が上がっている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」では、FWロメル・ルカクに自由を与えなかったセンターバックの吉田麻也にチームトップタイの評価を与え、マン・オブ・ザ・マッチに選出した。
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規格外のストライカーを蚊帳の外へと追いやった。吉田は身長190センチで、体重100kg近い巨漢のルカクとマッチアップ。しかし、空中戦でも簡単には競り負けず、グループリーグで4得点を決めていた相手エースに決定的な仕事をさせなかった。
日本は2点差をひっくり返されて敗れたが、海外メディアはディフェンスリーダー吉田の活躍に注目。「ヨシダは日本の不屈の回復力を見せ、ロストフ・アリーナでの活発な90分間、ルカクを鎮圧した」「ルカクは好調を維持することに失敗。ヨシダは彼にスペースを与えなかった」と好印象の評価が並び、「見事なパフォーマンス」とまとめられた。
記事では、10点満点の選手採点を公開。吉田と、追加点を奪ったMF乾貴士が両チーム通じてトップタイの8点を獲得。吉田はマン・オブ・ザ・マッチに選出された。二人を除くスタメン9選手も全て7点と、日本は敗れたチームとしては異例の高評価となった。
一方、勝利したベルギーではDFヴァンサン・コンパニとFWエデン・アザール、DFトーマス・ムニエ、途中出場でいずれも得点したMFマルアン・フェライニとMFナセル・シャドリが7点でトップタイ。その他7選手が6点で、MFヤニック・カラスコが単独ワーストの4点だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)