「とてもハイレベルだった」 敵将を唸らせるパフォーマンスを見せた日本の2選手は?
マルティネス監督は香川と乾を称賛
ベルギー代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本代表に3-2で逆転勝利。チームを率いたロベルト・マルティネス監督は試合後、西野ジャパンの誇る最強コンビを称賛した。
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スウォンジー、エバートンなどプレミアリーグで長らく指揮を執ったスペイン人の戦術家は、試合後の記者会見でレッドデビルズ(赤い悪魔)を追い詰めた二人の名前を挙げた。
「ベスト16を日本が越えるために必要だと思うことは?」という質問に対し、「僕はアドバイザーではないけれど」と前置きしたうえで言葉を続けた。
「日本は組織的に素晴らしい。9試合前に戦ったけど、新しいものがあった。イヌイ、カガワのパフォーマンスはとてもハイレベルだった。どんなチームだって負けることはあるんだ」
日本代表の10番を背負うMF香川真司は、4-2-3-1システムのトップ下でプレー。センス抜群のトラップと高速ターンでベルギーのプレッシングを受けてもボールをほとんど失わず。トリッキーなヒールパスや正確なロングパスでゲームを組み立て、後半7分にはMF乾貴士のゴールをアシストした。そして、乾は西野ジャパンで左サイドの仕掛け人として躍動し、同7分の無回転ゴラッソはベルギーの名手ティボー・クルトワですらセーブ不能な圧巻の一撃だった。
MF柴崎岳、FW大迫勇也ら攻撃的なタレントが輝いた今大会。日本史上初のベスト8は逃したが、惜敗のなかでも香川と乾は国際的な評価を高めることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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